キルティングレザーポーチ / Field tools 2026
2026. 06. 24
Field tools 2026
今年も昨年に引き続き6月から”Field tools”企画をスタートします。
本企画は日々制作しているプロダクトよりも自由な発想で特定の用途に根差した革の道具をスタッフ全員で考えてみよう、といった企画です
6月下旬から7月中旬の二部に分けて全18型をリリースしていきますので是非ご覧いただけましたら幸いです。
今回は作り手鞍野の制作したキルティングレザーポーチをご紹介させていただきます。

キルティング柄が目を惹くファスナー式のスタンドポーチ。
試作のきっかけや工夫したポイント

先日ご紹介したキルティングレザースリーブが想像していた以上にかっこよくて大満足な仕上がりになったので、せっかくならキルティング柄を用いた商品をもうひとつ作りたいと思って新たに考え始めました。

ひたすら一筆書きで縫い続けるキルティング柄。最初は鞄を作ろうと思っていたのですが、歩留まりが悪く盤面が大きくなればなるほどミスした時のやってしまった感が強いため断念しました。そこで以前からポーチを作りたいと思っていたので、ここで実現させることにしました。

キルティングにすることは決めていたので”クッション性が欲しいものを入れるポーチ”をテーマに考えることにしました。試作するにあたり、サイズ感をどうするかが難しく中々手が進まなかったのですが、イヤホン・モバイルバッテリー・デジカメ・化粧品など収納するものを想像してサイズ感を絞っていきました。
キルティングレザースリーブの流れで自然とフラットなポーチを想像していましたが、収納物が全て立体的なものだったことから、ポーチ自体も立体的な構造にしようと方向性を決めていきました。


開閉方法をファスナーにしたことで両端がスライダーの分だけ間口が狭くなること踏まえて、開口部が広くなるよう逆台形の形にして取り出しやすくなる工夫をしています。


スリーブケースと同様に柄自体を主役にするため、ポーチに合わせた柄の大きさやバランスを導き出すのに何パターンか試して目に気持ちの良いサイズを探りました。
また、コバ面を全て隠したヘリ巻き仕様にしているためクラフト感を抑えたスタイリッシュなポーチに仕上がりました。
こんな方におすすめ

“クッション性が欲しいものを入れる”という軸があったので、盤面の柄を邪魔せず補強も兼ねている上げ底マチの構造を採用しています。しっかりと自立するのがポイントです。

大きめのアイシャドウパレットやパクトも入るので、普段のお化粧道具を入れて据え置きにしてもいいですし、持ち運ぶ際にも鞄やスーツケースの中でポーチがつぶれにくいのも嬉しいところです。

これからの季節だと、少し大きいけど持ち運びたい日焼け止めや汗拭きシートなんかの収納もおすすめです。キルティング柄に女性向けなイメージがあるかもしれませんが、形がオーソドックスな分、カラーによってイメージも変わるので、男女問わずお使いいただけると思います。
オンラインショップはこちらから
本企画は店頭、オンラインショップ共に受注生産期間は8/16(日)までとなります。