クラッセバックルショルダー / Field tools 2026
2026. 07. 17
Field tools 2026
今年も昨年に引き続き6月から”Field tools”企画をスタートします。
本企画は日々制作しているプロダクトよりも自由な発想で特定の用途に根差した革の道具をスタッフ全員で考えてみよう、といった企画です
6月下旬から7月中旬の二部に分けて全18型をリリースしていきますので是非ご覧いただけましたら幸いです。
今回は作り手鞍野の制作したクラッセバックルショルダーをご紹介させていただきます。

ワンタッチで開閉できるマグネット留めのミニショルダーバッグ。
試作のきっかけや工夫したポイント

カチッとしたショルダーバッグをブルガロレザーで作りたい!というのをきっかけに試作を始めました。
だいぶ前に斎藤さんからお試しでマグネット金具を仕入れてみたというのを聞いていて、マグネットを使用した鞄を作ってみたいと思っていたこともあり、使いたい革の種類と金具を掛け合わせて進めていきました。


まずはイメージしたイラストを元にフォルムを作り上げるのに苦労しました。両サイドのフォルムをたぷっとした柔らかい印象にさせたかったので、盤面を切り出して組み上げていきましたが、なんだかのっぺりとしていて全然可愛くない、、、
違う形でもう一度作ってみてもやっぱり理想の形にならないので、構造自体を考え直して理想のフォルムを表現することにしました。


大まかな外枠が出来てきたら、バックルの付け方やフラップとのバランスの取り方を試行錯誤しました。
バックルを使った鞄は一般的にもたくさんありますが、よく見るとベルトが緩くてバックルピンが浮いてしまっているものが多く、個人的になんだか格好が悪いと思っていました。それならベルトを固定してしまえば綺麗な見た目が保てるんじゃないかと思い試作したのですが、容量の変化に対応できずバックルベルトを使うことに矛盾が出てしまうため、ベルトに張りと厚みのある革を使ったりピン穴を微調整していくことで解決していきました。

上げ底にしたことで底ビョウがなくても自立して鞄本体が傷付きづらい構造になっており、かつすっきりとした見た目にも一役買っています。


コンパクトなサイズ感ですが、内外にポケットをつけており、細かな荷物の仕分けにも重宝します。

クラッセはフランス語で上品さや洗練された・品格のあるという意味があります。フォーマルなシーンにも馴染む品格と、クラシックな佇まいを取り入れながら、日常使いもできるよう肩掛けや斜め掛けもできるショルダーバッグに仕上げました。
マチ幅を薄めに設定することでショルダーを短くして肩掛けにした時に脇への収まりを良くしたこともポイントです。
こんな方におすすめ

“結婚式やオケージョンで使えるエレガントさ”をテーマにしていたのでフォーマルなシーンで是非使っていただきたいです。
開閉をマグネットにしているので、ハンカチやお財布をさっと取り出せるのもおすすめポイントです。

とはいえオケージョンだけだともったいない・普段使いできる手軽さも欲しかったので、完全なハンドバッグにはせず斜め掛けにしても使えるように作っています。
鞄と一緒におしゃれをして、楽しんで使っていただけたら嬉しいです。
オンラインショップはこちらから
本企画は店頭、オンラインショップ共に受注生産期間は8/16(日)までとなります。