マルチパスホルダー & プレーンロングウォレット/ Field tools 2026

2026. 07. 26

Field tools 2026


今年も昨年に引き続き6月から”Field tools”企画をスタートします。

本企画は日々制作しているプロダクトよりも自由な発想で特定の用途に根差した革の道具をスタッフ全員で考えてみよう、といった企画です

6月下旬から7月中旬の二部に分けて全18型をリリースしていきますので是非ご覧いただけましたら幸いです。


今回は作り手鞍野の制作したマルチパスホルダーとプレーンロングウォレットをご紹介させていただきます。


試作のきっかけや工夫したポイント

普段お店で接客していて、パスケースを探しているという方が多くいらっしゃるので今回の企画でパスケースを製作しました。

パスケースはシンプルかと思いきや、ユーザーによって求めるものが多種多様なこともあり試作中に何度も頭を抱えました。

今はスマホとICカードを連携させている人が多く、定期入れ自体あまり見なくなった印象もあり、街中でどういうパスケースを持っているか・自分が昔何を重視して選んでいたかを思い出しながら形にしていきました。

まずはコンセプトを固めるために必要な要素を挙げていきました。

・ポケットに入れやすいよう装飾をつけない

・ICカード+もう1枚くらいの収納力かつカードスロットは一段

・外からカードが見えないよう二つ折りにする

個人的に一番重要なのが、外からカードが見えないということでした。というのも定期券に記載されている個人情報を見られたくないという気持ちが強くあったからです。

ただ、定期券だけを収納したい人がいたり、定期券と合わせて会社の入館証を一緒に入れたい人がいたりと、どこに基準を置くかが難しいポイントでした。

必要そうな要素を改めて見直した時に、自分だったらこういうのがいいなと思う要素を選んで、最終的には自分を基準に考えることにしました。

また、パスケースと同じ軸ですっきりと持てる長札入れを同時に考え始めました。

スマホ決済の普及に合わせてここ何年かはコンパクトなお財布が人気ですが、私の周りには長財布を好んで使っている人が多く、その中でもお札とカードをセットにして別でコインケースを使っている人もいたことに着想を得ました。

以前お札入れを試作したことがあったのですが、コンパクトにしようとするあまり厚みがでてしまい断念したことがありました。

この反省を踏まえ財布自体の大きさを最優先にせずに、パッと見て”カードがたくさん入りそう”と思ってもらえるものを作ろうと思いました。

財布を作る時にどこまでサイズを削れるか・カードスロットを少なくして高さを抑えられるかを考えてしまうのですが、今回はカードスロットをたくさん設けてストレスなく仕分けできることをベースに考えたので横幅もお札が余裕を持って入れられることや高さもある程度出すことで”薄いけど大容量”だと思ってもらえるように工夫しています。

また、お札を入れるスペースと紙類の収納スペースを差別化するために片方に薄くマチをつけています。これによってお札の取り出しやすさもありつつ、たくさん収納した時にも膨らみづらい薄さ・すっきりした見た目も兼ね備えることができました。


こんな方におすすめ

マルチパスホルダーは定期券+入館証を入れることで、改札から出て会社のゲートですぐに使えたり、定期券+自宅のカードキーなんかをセットにするのもおすすめです。

バスの回数券や新幹線のチケットをフリースペースに入れておけば安心ですし、生活動線をスムーズに整えられるため効率を重視する方に是非使っていただきたいです。

お札は折りたくない、財布が膨らむのが嫌でコインは別々に管理している方、カードをきちんと仕分けしておきたい方、カードの枚数が多い方、、、etc

プレーンロングウォレットはいろいろな使い方にマッチしますし、鞄やポケットにも収納しやすい薄さなのでスマートにお会計したい方におすすめです。


オンラインショップはこちらから

マルチパスホルダー/ FT-27

プレーンロングウォレット/ FT-26

本企画は店頭、オンラインショップ共に受注生産期間は8/16(日)までとなります。