ボトルジャケット / Field tools 2025
2025. 06. 28
Field tools 2025
今年から新たに”Field tools”と題した企画をスタートします。
フィールドと聞くとまず野原だとか野外といった意味を思い浮かべる方が多いかと思います。
もちろんアウトドア的な要素もありますが、領域・分野といった特定の環境を意味する言葉でもあり、本企画では日々制作しているプロダクトよりも更に自由に・特定の人に刺さる製品をスタッフ全員で考えてみよう、といった企画です。
6月後半から7月前半まで4週にかけて数型ずつリリースしていきますので是非ご覧いただけましたら幸いです。
今回は作り手幹太の制作したボトルジャケットをご紹介させていただきます。
革ジャンのようなテイストのペットボトルホルダー。
PLANTでは初めての新作づくりに挑戦した幹太くんに完成までについて聞いてみました。
完成にいたるまで
今回の企画で一番最初に形にできたのがボトルジャケットでした。
企画名のフィールドツールズと聞いた時にまずアウトドアを連想しました。そこで、これまで自分が欲しかったフルレザーのペットボトルホルダーをまずは作ってみようと思ったのがきっかけです。
今までにデザインを考えて形にするという経験がほぼなかったので、何が正解か右も左もわからないまま進めていたので、ファーストサンプルが出来上がるまでに結構時間を費やしました。
元々はショルダーをセットにして試作していましたが、価格面や受注生産ができるということも考えてショルダーの有無を選べるようにしました。
何度かブラッシュアップしていく中で、斎藤さんからのアドバイスもあり完成にこぎ着けました。
かっこよさ・可愛さの差別化がしにくいペットボトルホルダーですが、そんなちょっとした所も差をつけたい方に是非使ってほしいなと思います。
試作時に苦労した事・工夫したポイント
ファスナーが閉まっている様子がペットボトルが革ジャンを着ている感じを連想させるので、”ボトルジャケット”と名付けました。
底まで大きく開くファスナーと口元のヘリ巻きがよりジャケットの襟元を演出していると思います。
ボトルは500-600mlのものが入り、ファスナーが下まで降ろせるのでボトルの出し入れがしやすくなっています。
タンブラーも形や容量によって入るものもありますので、店頭にお越しいただいた際はぜひ試してみてください。
※写真ではKINTOの500mlウォーターボトルを収納しています。
開口部の高さを削り、口元上部にダーツを入れることによりボトルの形にフィットする作りにしたところがこだわったポイントです。
使用している革はネブラスカなので、いざ自分自身で使うとなった時ももちもちとした手触りで気持ちよかったです。
カスタムでショルダー付きにすることも可能なので、フェスやアウトドアシーンにもぴったりだと思います。
通勤・通学はもちろんのこと、これからの季節出かける際にも水分補給をする機会が増えると思います。
暑い時期に革製品は敬遠しがちだと思いますが、ボトルジャケットであれば使用頻度が高いと思うので是非お選びいただければと思います。
オンラインショップはこちらから
店頭では先行して企画全12型販売中。オンラインショップは毎週更新していきます。
販売・受注生産期間は8/17(日)までとなります。