ブライドルレザーご紹介⑤【ショルダーバッグ・ダレスバッグ】
2024. 11. 28
みなさん、こんにちは!
PLANTスタッフの鞍野です。
冬の限定企画ブライドルレザーのラインナップ紹介、第5回目となります!
今回は当店で外縫いの品番として通常ブルガロレザーでお作りしている商品をラインナップに加えた3型と、ブライドル限定企画用に考案された口枠を使用した外縫いのダレス型ハンドバッグ合わせて4型をご紹介していきます。
通常展開されているブルガロレザーとはまた一味違った印象になりますので、ぜひこちらもご覧いただけたら嬉しいです。
また、この限定企画は完全受注生産でのご購入となります。
ですので、お好みのカスタムを承ることができます。
内容によってはご希望にお応えできない場合もございますが、気になるものがあればメールにてお問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご検討ください^^
まずは、起こし金具を使用している当店でも根強い人気がある「ボックスショルダー」と「キアマータスマートポシェット」です。
こちらは2年前のブライドル限定企画にも登場した、堅牢なブライドルレザーにもぴったりな商品です。
ボックスショルダーは箱型のコンパクトなショルダーバッグですが、後面に差しポケ、内側にもポケットがありますので、荷物の仕分けにも困りません。
写真では、プレーンブックカバーS(NC-3011-S)、チャビーウォレット(WA-3040)、ロールキーケース(KH-2036)、カプセルポーチS(PO-1042-S)を入れています。
マチ幅は約6cmと比較的薄型ですので外出時の最低限の荷物の収納に適しているといった印象です。
背面ポケットにはスマートフォンや、定期券入れなどの薄いもの、さっと取り出したいものを収納することができます。
ブライドルレザーを使用したバッグは体に当たる背面側など、よく触る部分のブルームが比較的早めに落ちてしまうのが少し寂しいですよね。
こちらのボックスショルダーに関してはかぶせが長めに設定されていることから、かぶせを開けた前面側はあまり触れる機会が少なくブルームが落ちにくいので、使用しつつできるだけブルームを楽しみたい方は意外とおすすめの商品です^^
そして、ボックスショルダーと同じ起こし金具を使用した「キアマータスマートポシェット」はスマートフォンやICカードなど、収納物を絞って身軽に外出したい時におすすめの薄マチの箱型ポシェットです。
容量は小さめですが、外縫いのカチッとしたフォルムとブライドルレザー、起こし金具や上部の真鍮棒がミニマルながらも存在感を放ち、持っているだけで気分の上がるボシェットに仕上がりました。
スマートポシェットということだけあってスマートフォンと薄型の財布(バレーナウォレットS)がぴったり入るくらいの厚みとなっています。
背面ポケットは厚みのあるものですと入れづらいので、ICカードなどの薄めのものを収納するのに適しています。
また、鞄に関してはショルダー部分に通常テンダーという厚革を使用していますが、キアマータスマートポシェットはショルダーにもブライドルレザーを使用しており、フルブライドルというこの上ない贅沢な仕様になっています。
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お次は、「フラップトップショルダー」のご紹介。
こちらも定番品と同じお作りのものをブライドルレザー版としてリリースさせていただいております。
こちらは2年前のブライドル限定企画には登場していなかったため、今年は外縫い系のショルダーバッグが勢揃いしました!
上部から開くマグネット式のフラップは、ブライドルレザーを使用することでよりへたりづらく、前面/後面と同じ外縫いの工程を経ているため、どちらか一方に負荷がかかってしまうこともなく型崩れも起きにくい構造となっています。
また、底鋲はありませんが底板が取り付けられており、さらに型崩れ防止に一役買っています。
地面に接地する前面と後面は革が三層構造になっており、しっかりと自立して底鋲の役割も果たしています。
写真では500mlペットボトル、スマートフォン、キアマータハーフウォレット(WA-2004)、ロールキーケース(KH-2036)、ドローストリングポーチS(PO-3037-S)を収納しています。
内部のポケットはスマートフォンや定期券入れなどの収納に適しています。
500mlペットボトルは縦に高さぴったりで収納できるのが意外と嬉しいポイントだと思います。
フラップトップショルダーは見ての通り金具をほぼ使っていないプレーンなお作りですのでブライドルレザーの表情を存分に楽しめる仕様となっています。
四角形のシルエットが美しく、さらにブライドルレザーの引き締まった表情も相まって美術品のような佇まいが印象に残ります。
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さて、最後は「ノッティンガムダレス」のご紹介。
こちらは口枠を使用した堅牢なブライドルレザーにぴったりの外縫いで制作されたダレス型ハンドバッグです。
「ノッティンガム」とはイギリスの中央都市の名前に由来します。
ノッティンガムには、大聖堂や城などの歴史を感じさせる建物が多く、ノッティンガムダレスの上品さのイメージにあったネーミングとなっています。
当店ではネブラスカという柔らかめの革を使用した「スワロウダレス」と言われる口枠式のハンドバッグが定番商品として展開されています。
そのスワロウダレスを今回のブライドルレザー限定企画用に再構築したものが「ノッティンガムダレス」です。
サイズは定番品のスワロウダレスとさほど変わりませんが、金具をブライドルレザー用の錠前に変更しており、専用の鍵もお付けしています。
ツヤ消しされた錠前が過度に目立つことも無く、本体上部にちょこんと乗っている様子がブライドルレザーの存在感を邪魔しない上品なハンドバッグに仕上がっています。
また、以前からカスタム依頼の多かった外側の差しポケットを今回のノッティンガムダレスで標準装備しているのも嬉しいポイント。
スマートフォンの出し入れもスムーズになり、より使いやすさを追求したハンドバッグへアップデートされました。
写真では、350mlペットボトル、キアマータロングウォレット(WA-2003)、バタフライカードケースN(CC-2007-N)、ロールキーケース(KH-2036)、プレーンブックカバーM(NC-3011-M)、サークルポーチM(PO-3018-M)を収納しています。
ペットボトルに関しては、500mlですと縦には入りませんが、横にして入れることは可能です◎
これだけ入れてもまだ上部には余裕はありますので、思っているより大容量で汎用性の高いハンドバッグです。
ハンドバッグとしてだけではなく、着脱式ショルダーを追加カスタムすることで肩掛けとしても使えるので、カジュアルダウンした装いにも違和感なくお使いいただけます。
このノッティンガムダレスはマチの構造に目を見張るものがありまして、店頭で直接ご覧いただける方や実際にご注文くださった方は是非注目して見てみてください。
定番商品のスワロウダレスはネブラスカという柔らかい革を使用しており、口枠を閉じる時に両側の上部のマチ部分が動きに倣って自然とすぼんでいきます。
しかし、ブライドルレザーは大変硬く口枠の動きに反発してしまうため一枚革ではなくパーツを細かく分けることで動きに沿うような構造になっています。
まるで人間の関節のような、口枠を開け閉めした時にマチが織り込まれていく様子も是非堪能して頂きたいのです。
さて、いかがだったでしょうか〜!
ブライドルレザー限定企画のラインナップ紹介、
鞄は合計10型と、大ボリュームでございます。
気になった型などありましたら、オンラインショップや各ブログ、着用写真なんかを参考に、イメージを膨らませていただけたらと思います^^
次回はブライドルレザー限定企画ブログ最後となります。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
次回もお楽しみに^^